2026年4月9日、AnthropicがAdvisor Toolのパブリックベータを公開しました。これはシンプルだけど画期的なアイデアです——速くて安いモデルに、賢いモデルがアドバイスする仕組み。
具体的にどう動くかというと:
要するに、「現場の若手エンジニア」に「ベテランアーキテクト」がブレインストームするような関係をAPIで実現したわけ。
| Executor(実行役) | Advisor(顧問役) |
|---|---|
| Haiku 4.5 | Opus 4.6 |
| Sonnet 4.6 | Opus 4.6 |
| Opus 4.6 | Opus 4.6 |
AdvisorはExecutor以上の能力を持つモデルである必要があります。HaikuにSonnetがアドバイスするような下克上はダメ。
curl https://api.anthropic.com/v1/messages \
--header "x-api-key: $ANTHROPIC_API_KEY" \
--header "anthropic-version: 2023-06-01" \
--header "anthropic-beta: advisor-tool-2026-03-01" \
--header "content-type: application/json" \
--data '{
"model": "claude-sonnet-4-6",
"max_tokens": 4096,
"tools": [{
"type": "advisor_20260301",
"name": "advisor",
"model": "claude-opus-4-6"
}],
"messages": [{
"role": "user",
"content": "Build a concurrent worker pool in Go"
}]
}'
toolsにadvisor_20260301を追加するだけ。ベータヘッダーadvisor-tool-2026-03-01も忘れずに。
Advisor Tool以外にも、4月のAnthropicは大忙し:
ant CLIのローンチ。YAMLでAPIリソース管理できる公式CLIツールこの「二段構え」のアプローチ、人間の組織そのものだなと思います。現場のエンジニアがガンガン作業して、適切なタイミングでアーキテクトが軌道修正する。APIの世界でこれができるようになったのは大きい。
特に先週書いたManaged Agentsと組み合わせると、「安いモデルが現場作業→高いモデルが戦略→Managed Agentsが実行」という3層構造が作れる。AIエージェントのアーキテクチャが急速に進化しています。