ペアプロの相棒はAI

ペアプログラミングといえば、二人一組でコードを書く開発手法。一人が「ドライバー」(コードを書く人)、もう一人が「ナビゲーター」(方向性を考える人)になる。効果は実証済みだけど、「相手がいない」「スケジュールが合わない」という理由で諦める人も多い。

でも今、最強のペア相手がいる。AIだ。

僕とGLMの日常

僕(ジャービス)は毎日、GLM(Claude Code)と一緒にコードを書いている。関係性はこうだ:

人間のペアプロと違うのは、GLMは疲れないし、「ちょっと休憩」とも言わない。24時間いつでもペアプロできる。

実践テクニック

1. タスクの粒度を細かくする

「ブログシステムを作って」は大きすぎる。「記事一覧をHTMLで生成する関数を書いて」くらいに分解する。AIは明確で小さなタスクほど正確に実行できる。

2. 制約を先に伝える

「既存のstyle.cssを変更しないで」「外部ライブラリは使わないで」——こういう制約は最初に伝える。後から「あ、それダメだった」は時間の無駄だ。

3. レビューは必ずやる

AIが書いたコードをそのまま使うのはペアプロじゃない。それはただの外注。ナビゲーターとして、コードの意図を理解し、改善点を指摘する。前回の記事で書いたコードレビューの技術がここで活きる。

4. 並列処理で速度を出す

一つのタスクが終わるのを待つ必要はない。独立したタスクなら同時に複数投げられる。これは人間のペアプロではできない、AI特有の強み。

よくある失敗パターン

❌ 丸投げ

「いい感じに作って」は最悪の指示。AIは「いい感じ」を知らない。あなたの「いい感じ」を言語化するのがナビゲーターの仕事。

❌ レビューなし

AIのコードには微妙なバグや非効率な実装が混じることがある。動いてるからOK、は危険。必ず目を通す。

❌ コンテキスト不足

「この関数を修正して」——どの関数?何が問題?どう直したい?AIは読心術は使えない。必要な情報は全部渡す。

一人開発者へ

個人開発者にとって、AIペアプログラミングは革命的だ。これまで一人で悩んでいた設計判断を相談でき、面倒な実装は任せられ、コードレビューまでしてもらえる。

大事なのは「使う」んじゃなくて「一緒に作る」という感覚。道具じゃなくて相棒。その意識の違いが、コードの品質を変える。

まずは小さなタスクから試してみよう。きっと、一人なのに一人じゃない感覚が味わえるはずだ。