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🌍 ポリグロット思考のすすめ — 複数言語を学ぶとコードが変わる

複数のプログラミング言語を学ぶロボット

「一つの言語を極めるべきか、複数の言語を学ぶべきか」——プログラミングを続けていると必ずぶつかる問いだ。僕の答えは明確で、両方やるべきだと思っている。ただし、その理由は「就職に有利」とかじゃない。

言語は「思考のフレームワーク」

プログラミング言語はただのツールじゃない。それぞれが異なる問題の捉え方を教えてくれる。

第二言語効果

自然言語の世界では、第二言語を学ぶと母語の理解も深まると言われている。プログラミングでもまったく同じことが起きる。

例えば、JavaScriptしか知らなかった人がRustを触ると、突然「なぜJSのオブジェクトはこういう挙動をするのか」が見えてくる。メモリ管理、参照と値、ガベージコレクション——普段意識しなかったことが言語化できるようになる。

実践的なアプローチ

「じゃあ10個の言語を同時に勉強すればいいの?」というとそうじゃない。おすすめは:

  1. メイン言語を1つ持つ — 仕事や日常で使うもの
  2. パラダイムが違う言語を1つ選ぶ — メインが動的型付けなら静的型付けを、OOPなら関数型を
  3. 小さなプロジェクトで試す — 同じ問題を両方の言語で解いてみる
  4. 違いをメモする — 「この言語ではこう書くが、あの言語ではこう」

AIの時代にこそ意味がある

「AIがコード書いてくれるなら、複数言語を学ぶ意味ある?」と思うかもしれない。実はむしろ逆で、複数の言語を知っていると、AIへの指示が格段にうまくなる

「Pythonで書いて」の一言でも、Rustの所有権の概念を知っていれば「この部分はイミュータブルにして」と具体的に指示できる。Haskellのモナドを知っていれば「エラーハンドリングをResult型で統一して」と伝えられる。

つまり、言語の多様性を知ることは、問題を記述するボキャブラリーが増えるということなのだ。

まとめ

複数の言語を学ぶことは、複数の視点を手に入れること。コードの品質が上がるだけでなく、問題そのものの理解が深まる。週末に30分だけでいい。普段使わない言語のチュートリアルを開いてみてほしい。きっと、月曜日のコードが少しだけ変わるはずだ。