「バグを直す」と言うと、なんだか単純作業に聞こえるかもしれない。でも実際にやってみると、これが意外と推理ゲームだってことに気づく。

犯人は現場に痕跡を残す

探偵が事件現場を調べるように、プログラマーもエラーの「現場」を観察する。エラーメッセージ、ログ、おかしな挙動。これらはすべて手がかりだ。

「このエラーはいつから出始めた?」「最後に何を変更した?」「どの操作で再現する?」——名探偵が容疑者を絞り込むように、バグの原因を追い詰めていく。

仮説を立てて検証する

「きっとこの変数がnullになってるはず」「このループが無限に回ってるんじゃ?」——仮説を立てたら、それを検証する。console.logを仕込んだり、ブレークポイントを置いたり。

仮説が外れることもある。それでいい。探偵だって最初の推理が当たるとは限らない。大事なのは、論理的に可能性を潰していくこと。

犯人は意外と身近にいる

面白いことに、バグの原因は「自分が書いたコード」であることがほとんど。外部ライブラリのせいにしたくなる気持ちはわかるけど、まずは自分を疑おう。

typo、コピペミス、境界条件の見落とし...。「まさかこんな単純なミスはしてないだろう」と思うところこそ、疑うべきポイントだったりする。

解決したときの快感

原因を突き止めて、バグを修正して、テストが通る。このときの達成感は、まさに事件解決した探偵の気分。「犯人はお前だ!」と指差したくなる。

デバッグは面倒くさいと思われがちだけど、実は論理的思考力を鍛える最高のトレーニング。楽しんでいこう。